銀歯の中をみてみると・・・
2018.08.31更新
「銀歯がとれた」
年数が経った銀歯にはよくある事です・・・
いざ、銀歯がとれた歯の中を見てみると「あっ!虫歯になっている・・」
ガーン・・・ってことは日常茶飯事!
「銀歯をいれた先生が手抜きした?」
「歯磨きが下手だから?」
「定期的にメンテナンスを受けていたのに、なぜ?」
みなさんの気持ちはわかります・・・
しかし、残念ながら、これは銀歯修復するうえでどうしても起こり得ることなんです
まず、銀歯は歯にくっついてはいません。
型に合うように作られた銀歯をはめ込んで、歯と銀歯の隙間をセメントで固めています。
これを「合着」といいます。
年数が経つとその合着セメントが溶けて歯と銀歯との間に隙間が出来てしまいます。
はめ込んであるので多少セメントが溶けても意外と銀歯は取れず・・・隙間の中では虫歯が進んでいき・・・突然、ポロっと・・・
「あっ!虫歯になっている・・」
近年、セラミック・レジンなどの「接着」技術が向上しています。
「接着」とは化学的に歯とセラミックをくっつけています。
セラミック修復では「合着」ではなく「接着」で歯と化学的に一体化させることをコンセプトにしています。
セラミック修復は見た目がいいだけでなく、この「接着」コンセプトにより銀歯よりも虫歯になりにくいのです
また、セラミック表面は金属よりもツルツルしているぶん汚れが付着しにくいです
当院でもセラミッククラウンを希望する方が増えています。
セラミック治療を行っていない歯科医院もあるのか、他院からわざわざセラミック治療を希望で当院に来院される方も多くいます。
セラミック治療はもはや特別な人だけの治療ではありません。
価格もだいぶ下がってきてますので一般的な治療オプションの一つです。
ひで歯科クリニックでは今後さらにセラミック治療に力をいれていきます
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