約15年前、
私は研修医として北海道旭川市にある林歯科医院で3ヶ月の研修生活が始まりました。
そこは大型歯科医院でかなり多くのスタッフが在籍していました。
何名いたんでしょうね・・・20名?30名?正確にはわかりません(笑)
とにかく歯科医院というのは女性社会でして、良くも悪くもスタッフが重要ファクター。
早く一人前の歯科医師になりたくて、院長・副院長・先輩歯科医師について無我夢中の研修生活でした。
とは言っても、スタッフとの関係構築も診療する上で大切でした。
足手まといの研修医にはスタッフのあたりも強く、
全体ミーティングではスタッフ一同から研修医へのダメ出しも受けました。
今思えば、なかなか厳しい環境でしたね(笑)
そんな大人数の女性を束ねる超重要人物が存在してました。
それは院長でもなく副院長でもなく、
「チーフ」のベテラン歯科衛生士Kさん。
もう「女帝」ですね(笑)いや〜怖かった(笑)
私にとっては当時の院長よりも緊張する相手です。
私は研修が終わり勤務医としてその後も林歯科に3年間在籍しました。
チーフKさんや他スタッフとも信頼関係構築でき、とても楽しく働かせていただきました。
チーフKさんとは退職後も連絡を取り合える仲で、ひで歯科クリニック開業時には沖縄まできてくれて色々教えていただきました
本当に心強かったです
だって、数十人を束ねていた女帝がたった数人の新規医院を手伝ってくれたんですよ(笑)
その後もサプライズで突然訪問してくれたり、10周年記念に素敵なお花を頂いたりと今でも気にかけてくれて本当に感謝です
そんなKさんが先日、数年ぶりに当院に来訪してくれました
やっぱり久しぶりに会うとちょっと緊張する〜(笑)
当時のKさんの後輩で今は当院のチーフWさん(産休中)も一緒に食事にいきました
移転の際はまたKさんに来てもらい手伝ってもらう約束をしました
遠い遠い北海道旭川から当院を応援してくれてるそうで、本当に感謝です
最後にKさんからとても嬉しい言葉をいただきました。
「先生、院長の貫禄?オーラのようなものが出てましたよ。」と・・・
ついに女帝Kさんに少しだけ認められたのかな笑
これからも応援よろしくお願いします