先日、福岡でうけた歯内療法セミナーからの変化!!
と言っても、
劇的に病変が治った!とか
なんでも噛めるようになった!とか
そういう変化ではありませんよ
たぶんアシストについているスタッフでさえもこの変化には気づいていないと思います
なぜなら、ただ私の細かい器具操作がかわっただけですから・・
根っこの治療で使う針のようなもの(ファイル)のひねり方や動かし方をセミナーで教えていただいたように器具操作を修正しています。
外からみてるぶんにはなにも変わりばえしません。
90°ひねるか30°ひねるか10°ひねるか、
そんな微妙な器具操作は外からはみえません。
(セミナーのインストラクターの先生方にはすぐにばれますたらーっ(汗)いや~久しぶりに学生実習のようで緊張しました。学生時代のように怒号はありませんが・・)
今日、私の中で変化を感じたのが、
すごく細い根っこの通路を発見し拡大できたことです。
前医の治療をみると根っこの通路が見つけられなかったようで、そこの根っこだけ手付かずのままで歯をかぶせていました。
歯の状態や年齢によっては根っこの通路が石灰化してふさがることもよくあります。
症状がなければそのままでも良いと思いますが、
今回の場合はその手付かずのままの根っこに炎症が起きていたのです
通常、根っこの先端の穴の太さは0.20mm~0.15mmくらいですが、
今日の根っこは0.08mmでやっと貫通。
しかも根っこは先に行くにつれて曲がっていました
詰まらせないようにセミナーでの感覚を思い出しながら・・・
セミナーでも言ってましたが、
「卒後年数が経っている先生はキャリアがある分なかなか技術を素直に変えられない傾向にあり、卒後1年目の先生はまっさらな状態なので飲み込みが早いそうです」
とくに歯内治療は毎日、どんな歯科医師の先生もやっています。
歯科ではあたりまえの治療です。
そのルーチンワークを変えるのは大変なことです
まずは変えてやるという決意が必要です!
意識改革!!
まだまだ馴染むには時間がかかりますが、
あらたにより良い技術を手に入れたいです