仕事初めの今週は年末年始の長期休みの疲れがなかなか抜けない一週間ですね
さて、今日患者さんに装着したインプラント補綴(かぶせもの)についてのお話・・。
今日セットした患者さんは「スクリュー固定」という、
ネジ留め式で歯を固定しています。
当院では「ブローネマルクシステム」という世界で一番歴史のあるインプラントシステムを使用しています。
現在、世界で主流のインテグレーションタイプ(骨とくっつくタイプ)のインプラントを発見し臨床応用化したのが、スウェーデンのブローネマルク先生です。
その先生のシステムが「ブローネマルクシステム」
私がインプラント治療を師事した先生達がブローネマルク先生の直接の弟子でした。
そのつながりもあって、開業時にブローネマルクシステムを当院にも導入しました。
勤務医時代には他のシステムを数社使っていましたが、結局はブローネマルクに・・
沖縄では導入している医院は少ないです・・・・
業者さんにも沖縄でブローネマルクシステムですか??
と言われます・・・
なぜだかわかりますか?
ブローネマルクシステムは臨床実績・歴史など超一流のインプラントシステムです。
実は価格も超一流・・・他社の倍はかかります
内地の業者さんからしたら、所得の低い沖縄県で高価なインプラントシステムはペイできないのでは・・
という見方です。
確かに当院の価格(全国平均より低い)でブローネマルクインプラントはコスト高ですが、
私は「信頼と実績」でブローネマルクシステムを当院のメインシステムにしました
そのブローネマルク先生がこだわった一つが「スクリュー固定」です。
インプラントに被せる歯をネジ留めにすることを推奨しています。
これはネジ留めにすることでインプラント体本体を守る安全装置にもなりますし、
メンテナンスのしやすさ、口腔内変化への対応のしやすさなど様々なメリットがあります。
デメリットももちろんあります。
スクリュー固定はコストが高く、技工が難しい、審美性に劣る、作業工程が煩雑・・・・
次第に時代の流れは安価で簡単なセメント固定に・・・
しかし、ここ数年、ふたたびスクリュー固定が注目を浴びてきています。
インプラント周囲炎の増加と患者さんの高齢化でメンテナンス重視の考えでスクリュー固定のメリットが大きいと・・・
インプラントは入れて終わりではありません。
これから何年・何十年と維持するには上部構造をいろんなバリエーションに交換する必要性もでてくると思います。その時、ブローネマルクシステムの強みが発揮させると確信しています
スクリュー固定??
2016.01.07更新
投稿者:
entryの検索
月別ブログ記事一覧
- 2025年02月 (2)
- 2025年01月 (4)
- 2024年12月 (2)
- 2024年11月 (3)
- 2024年10月 (2)
- 2024年08月 (7)
- 2024年06月 (3)
- 2024年05月 (6)
- 2024年04月 (5)
- 2024年03月 (8)
- 2024年02月 (3)
- 2024年01月 (4)
- 2023年12月 (4)
- 2023年11月 (3)
- 2023年10月 (3)
- 2023年09月 (6)
- 2023年08月 (3)
- 2023年07月 (6)
- 2023年06月 (5)
- 2023年05月 (10)
- 2023年04月 (14)
- 2023年03月 (17)
- 2023年02月 (3)
- 2023年01月 (1)
- 2022年12月 (9)
- 2022年11月 (5)
- 2022年10月 (5)
- 2022年09月 (13)
- 2022年08月 (2)
- 2022年07月 (6)
- 2022年06月 (3)
- 2022年05月 (8)
- 2022年04月 (9)
- 2022年03月 (12)
- 2022年02月 (6)
- 2022年01月 (3)
- 2021年12月 (11)
- 2021年11月 (6)
- 2021年10月 (11)
- 2021年09月 (5)
- 2021年08月 (19)
- 2021年07月 (7)
- 2021年06月 (10)
- 2021年05月 (4)
- 2021年04月 (6)
- 2021年03月 (16)
- 2021年02月 (3)
- 2021年01月 (4)
- 2020年12月 (14)
- 2020年11月 (11)
- 2020年10月 (13)
- 2020年09月 (13)
- 2020年08月 (10)
- 2020年07月 (13)
- 2020年06月 (15)
- 2020年05月 (17)
- 2020年04月 (20)
- 2020年03月 (20)
- 2020年02月 (6)
- 2020年01月 (13)
- 2019年12月 (15)
- 2019年11月 (20)
- 2019年10月 (10)
- 2019年09月 (7)
- 2019年08月 (8)
- 2019年07月 (8)
- 2019年06月 (5)
- 2019年05月 (6)
- 2019年04月 (7)
- 2019年03月 (3)
- 2019年02月 (8)
- 2019年01月 (8)
- 2018年12月 (8)
- 2018年11月 (6)
- 2018年10月 (7)
- 2018年09月 (5)
- 2018年08月 (6)
- 2018年07月 (6)
- 2018年06月 (4)
- 2018年05月 (6)
- 2018年04月 (5)
- 2018年03月 (10)
- 2018年02月 (4)
- 2018年01月 (5)
- 2017年12月 (3)
- 2017年11月 (5)
- 2017年10月 (5)
- 2017年09月 (3)
- 2017年08月 (8)
- 2017年07月 (9)
- 2017年06月 (10)
- 2017年05月 (8)
- 2017年04月 (12)
- 2017年03月 (6)
- 2017年02月 (5)
- 2017年01月 (10)
- 2016年12月 (11)
- 2016年11月 (9)
- 2016年10月 (11)
- 2016年09月 (5)
- 2016年08月 (8)
- 2016年07月 (12)
- 2016年06月 (9)
- 2016年05月 (6)
- 2016年04月 (14)
- 2016年03月 (12)
- 2016年02月 (7)
- 2016年01月 (15)
- 2015年12月 (12)
- 2015年11月 (9)
- 2015年10月 (14)
- 2015年09月 (10)
- 2015年08月 (15)
- 2015年07月 (12)
- 2015年06月 (14)
- 2015年05月 (13)
- 2015年04月 (15)
- 2015年03月 (6)
- 2015年02月 (11)
- 2015年01月 (8)
- 2014年12月 (1)
- 2014年10月 (1)
- 2014年07月 (1)
- 2014年06月 (1)
- 2014年05月 (1)
- 2014年04月 (1)
- 2014年03月 (2)
- 2014年01月 (1)
- 2013年12月 (2)
- 2013年11月 (1)
- 2013年08月 (3)
- 2013年06月 (1)