今の時代どんな分野でもデジタル技術は欠かせない要素となっています。
デジタル技術を使う歯科治療を「デジタルデンティストリー」といいます。
歯科界でもここ10年・20年の間でデジタル化の波が!!
電子カルテ・レセプトコンピューター・デジタルレントゲン・CT
などなど・・・
ここ最近では「CADCAM技術」
の進歩と普及が特にすごいです!
CADCAM技術では今までは技工士さんの手作り分野であった
クラウンなど(被せもの)が設計から作製までコンピューターで行うことが可能になりました。
また、従来の方法では難しかった材料の加工も可能になり、
より生体に優しく審美的な治療ができるようになりました。
昨日の患者さんでオールセラミックブリッジの症例です。
CADCAM技術で硬いジルコニアフレームを用いることで長いブリッジにもかかわらず
金属を使わずに済んだ症例です
金属アレルギーの方や高い審美性を求める方にオススメです。
これもCADCAM技術が可能にした症例です。
インプラントのシミュレーションです。
理想的な歯の形態を再現した模型とCTデーターをマッチングさせます。
クリック一つで
骨だけの画像にも可能
理想的な歯の形・粘膜の形・骨の形すべてのデーターでより高度なシミュレーションが可能になります。
先進技術に頼るだけではなく、
その技術をうまく使いこなし最大限に活用するためには
歯科技工士だけでなく指示を出す我々歯科医師の知識と技術向上が必要不可欠です。
歯科医師・歯科技工士・知識・技術・設備すべてがそろって初めて
本当の「デジタルデンティスト」になれるのでしょうね!