かれこれ1年以上はかかりました
テレスコープ義歯の一種になります、チャネルショルダー型の義歯
すべての工程において精度の高い技術が必要になります。
何回も型どりもやり直しました。
何回も試適し患者さんの要望を入れていきました。
私も患者さんもそして専門の技工士さんも三位一体で時間をかけて進んできました
前歯6本はメタルボンドクラウン(セラミック)を装着します。
義歯はリーゲルレバーで固定します。(内側に見えるレバーを開閉)
前歯メタルボンドクラウンの後ろにある溝と突起に義歯がピッタリはまり込み一体化します。
残存歯の中に二次的に義歯を連結させることでリジットな義歯になり、今までの義歯とは比べ物にならないくらいの咀嚼力が発揮されます
ちなみにこの患者さんの上顎はコーヌスクローネ義歯です。テレスコープ義歯の代表格!
義歯では難症例といわれるすれ違い咬合の症例で今までお金をかけあらゆる種類の義歯を作ってきたがやはり満足いく義歯ではなかったそうです。
先行してつくった上のコーヌスクローネ義歯は少しのかたつきもなく大変満足しているそうです
下にこの義歯が入ったら、今まで避けていた硬いものも食べれるようになるかもしれませんね
いよいよ次回患者さんに完成義歯を装着します