「サルコペニア」って言葉をご存知ですか?
加齢に伴う筋肉量の低下、すべての筋肉量・筋力・身体機能の低下を意味します。
「筋肉減少症」とも言われます。
サルコペニアの原因は
加齢⇒運動不足⇒基礎代謝低下⇒食欲低下⇒タンパク質低下⇒筋力低下⇒咀嚼筋力低下⇒食べる機能低下⇒低栄養⇒さらに筋力低下・・・
負のスパイラルに入りどんどん重症化
歯科としては摂食嚥下・口腔機能回復を行いサルコペニア予防に貢献できます。
現在、日本人の死因第3位は「肺炎」です。
これはほとんどが誤嚥性肺炎だそうです。
嚥下機能が衰えた高齢者はむせる機能も低下し誤って異物や細菌が肺にはいることからおこります。
サルコペニア予防の食べる機能向上
誤嚥性肺炎予防の飲み込み機能向上
二つの予防に共通するのが、
「咀嚼筋力向上」
これからの歯科には
咀嚼筋・口腔周囲筋のトレーニングも重要な分野です!
余談になりますが、
パッション屋良さんのジムでトレーニングを受けている時にも重要な事を教えていただきました。
高齢者になるほどたんぱく質の吸収が下がるので、若い人よりも多くのたんぱく質補給に努めてほしいと・・・
そして、年齢に関係なく筋肉は増やせることも・・・
筋肉量増加には筋トレだけでなく食事の重要性も教えていただきました。
サルコペニアという負のスパイラルからの脱却には
医療界だけでなく、こうしたフィットネス業界の力も重要ですね!