根管治療(こんかんちりょう)とは歯の根っこの治療で、神経を取ったり、根っこの先に溜まった膿を出す治療の事です
日本の根管治療の再治療率は高く、欧米先進国と比べても際立って再治療が多いのが現状です
これは日本人歯科医師が下手というわけではなく、日本の保険制度が大きく影響しています。
根管治療とは本来デリケートな治療で時間も集中力もかかるとても大変な治療なんです。
しかし、どういうわけか日本では根管治療の保険点数がかなり低く設定されており、世界基準の治療は日本の保険内では不可能な状況です。
根管治療の費用の違いを簡単にいうと、日本では数千円。医療先進国では数万円。
ひと桁違うんですよ
また、先進国とは保険制度だけでなく歯科医業の現状も違います。
欧米先進国では専門医制度がしっかりしていて、歯科でも根管治療しかしない歯科医師、被せ物しかしない歯科医師、虫歯の治療しかしない歯科医師と分業化が進んでいます。
おのずとそれぞれの分野の治療レベルと費用が高くなる仕組みです。日本でいう〇〇専門医とはわけが違います!
そんな現状の中で渡部先生は今年から根管治療(こんかんちりょう)の勉強に力を入れていきます
技術向上のため根管治療の基礎からマイクロスコープを使用した応用治療まで学んでいく予定です
渡辺先生が欲しいという本を買いそろえると、まあ〜、なんともマニアックな本のタイトル笑
頑張って勉強しています
私は院長として勤務医の先生が興味のある分野を学べる環境にしてあげたいと思っています。
それが私にも刺激になり、またひで歯科クリニックの力になります