まだまだ収束の兆しが見えない「新型コロナウイルス」
沖縄でも感染拡大がみられています
みなさん、基本の手洗いや咳エチケット、室内換気を徹底してください。
また、体調が優れない場合は不要不急な外出は控えてください。
当院受診予定の方でも体調が優れない方は受診を控えるようお願い致します。
感染症は自分だけの問題ではありません。
軽はずみな行動で多くの人を巻き込んでしまい、結果、大切な人を失う恐れがあります。
今一度、感染対策を怠らないようよろしくお願い致します。
ここで当院の日頃の院内感染対策の取り組みを一つ紹介します。
マニュアルにのっとった人的な感染対策はもちろん重要ですが、実は当院には医院の設計からも院内感染対策が施されています。
それは「個室化」です。
患者さんのプライバシーの観点からも個室化は重要ですが、実は院内感染対策上とても重要なことです。
歯科治療中は多くの水しぶきと共に口腔内の細菌や汚れがあたり一面に舞い上がります。
従来のようなパーテーション程度の隔離しかしていない歯科医院では隣の患者さんへの飛沫感染の恐れがあります。
当院では半個室化と完全個室化で患者さん同士の飛沫感染を医院構造でも防いでいます
↑3台が半個室の診療室です。
光量と圧迫感に配慮し上の方はガラスになっています。
↑完全個室が3台です。
この部屋は天井に業務用大型空気清浄器が設置されております。
いうまでもなくプライバシー、感染予防、全てにおいてベストの形態です。
日本でこういう診察室形態がまだまだ少ないのは「建物の広さが必要」「建築費用が上がる」「動きが制限される」などいろいろな事情があります。
今回、このような新型コロナウイルスの感染症問題で、だいぶ日本人も感染に敏感になったと思います。
これからはこういう感染対策設備でも医療機関を選ぶ時代になることでしょう。
そうなれば医院経営者は否が応でも感染対策設備に投資しなくてはならなくなり、結果、よりよい環境の医院が増えることになります