セファロとは「頭部X線規格写真」の事で矯正治療などで骨格ならびに歯の方向などを分析するために使用するレントゲン写真です。
矯正専門医院では必ず使用します。
一般歯科医院では少ないのではないでしょうか・・・
セファロ分析と言っても歴史は長く、1931年に誕生しています。
日本に導入されたのは1954年。それから現在まで続いています。
半世紀以上前の基準値と比較しても・・・という意見もあります。
また、いろんな先生が独自の分析法を提唱していたりと世界で統一した見解はありません。
あくまでも治療ゴールを考える一つの目安として使用します。
矯正専門医は「セファロ分析」を絶対条件のように提唱していますが、現代のデジタル技術とビッグデーターを駆使した3Dシミュレーションの方がよっぽど科学的な部分もあると私は思いますが。
とは言っても、一応セファロ分析も行えるように・・・
そんな伝統的なセファロ分析もソフトを使えば楽になります
勤務医の頃は毎週シャウカステンを使い暗くした部屋で手書きでトレースしていたものです