日本一歯周治療にうるさい糖尿病専門医!
2017.01.16更新
日曜日に沖縄県歯科医師会主催の研修会に参加してきました。
研修会のタイトルは
「炎症でつながる歯周病と糖尿病」
講師の先生は歯科医師ではなく
愛媛で開業しています糖尿病専門医の西田亙先生。
先生は冒頭から
「私は日本一歯周病治療にうるさい糖尿病専門医です。私ほど口腔内に詳しい内科医はいないですよ。」
と言うほど歯周治療の重要性を認識している糖尿病専門医の先生です。
というのも、
先生はご自身の臨床経験でインスリンより歯周病治療で劇的に糖尿病が改善したという患者さんを多く見ています。
「炎症を通じて歯周病と糖尿病がつながっている」という事実を具体的にお話してくれました。
歯周病と糖尿病の関連は今では多くのメディアでも取り上げられて、
一般市民でも周知の事と思います。
今回の講演では医科の先生からの歯周病治療の重要性のお話で実に新鮮に感じました。
医科側からの視点や興味深いデーターが満載で本当にためになりました。
西田先生の好きな中国の格言があります。
上医は国を医(いや)し、
中医は人を医(いや)し、
下医は病を医(いや)す
上医は国をも救う医者のことです。
予防こそが上医の医しだそうです。
糖尿病専門医からみると、歯科医師は糖尿病予備軍を歯周治療で糖尿病予防することができる立場だと言います。
私も「口腔は全身の窓」ということを日々意識することが重要だと感じました。
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