ダイアグノデントペン導入!
2015.11.17更新
開業時にも導入を考えていた機器ですが、
今日、いよいよひで歯科クリニックに導入しました
機器の名前は「ダイアグノデントペン」
どんな機器かというと、
レーザー光を利用し虫歯の進行状況を検査する機器です
レーザー光を虫歯にあててその反射光を数値化します。
この機器のいいところは、虫歯の進行状況を数値で表してくれます。
あくまでも診断の補助ですが、
例えば、数値が25以上なら治療必要
25未満なら予防処置で経過観察
といった具合に
客観的に虫歯を数値で表すことが可能です
虫歯検査は
①視診
②触診
③レントゲン検査
が基本です。
穴があいている大きな虫歯は患者さん自身でもわかります。
レントゲンにうつるくらいの虫歯はそれなりに大きい虫歯です。
虫歯診断で一番難しいのは初期虫歯です。
これは虫歯?
再石灰化可能?
治療必要?不必要?
この微妙なラインは最終的には歯科医師の経験診断に委ねられます。
たまにこういう患者さんがいます。
「前の歯医者で虫歯治療をお願いしたが今はしなくていいと言われた。治療してくれない。」
と・・・
再石灰化が可能なら治療はしなくてフッ素などで予防したほうがいいです。
当院でもそういう診断なら、削ったりしないで経過観察します。
そこで役に立つのが
この「ダイアグノデントペン」
歯科医師個人の経験診断だけでなく、
科学的根拠に基づいた数値で評価することで患者さんへの説明もスムーズ!
あくまでも、診断補助機器ですが、
虫歯検出率90%以上は従来の虫歯診断よりもかなり優れています
さっそく、私の歯のあやしい部位の検査を・・・
「ピッ・・・ピッ・・ピピピピ!」
いきなり、音が大きくなり数値が上昇!
まじか!
とおもって数値を確認すると「23」
なんとかまだ治療は大丈夫そうですね
ひで歯科クリニックではダイアグノデントペンの導入でより歯に優しい診断が可能になりました
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